目黒区区議会議員 飯田倫子>

子ども手当てにつき第二回目黒区議会本定例会で質問しました


東工大・原子力研究所を訪問して。

 今日は、かねがね一度しっかりした情報を知りたくて訪問させていただこうと手配していた東工大・原子力研究所を訪れることが実現した。私が、知りたかったことは 主に以下の点で、これらの疑問がすべて今日はクリアできた。

① 研究所には、どれ位の危険物資が存在するか。

② 目黒区の今年度発足の特別委員会で報告のあった東工大でも放射線量測定を測定していると聞いたが、実際はどのように行っているのか。

③ 大学第二次避難所と指定されているが実際は目黒区との間でどのような取り決めができているのか。

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  折角の機会なので、常日頃この研究所の設備等について不安を私に話しておられた町会の役員さんもお誘いした。

私が、東工大学に関わったのは、もう7~8年前からで、東工大のTEC構想に基づく学生ホールの建設や、大岡場建設山駅前広場・地下駐輪当時からで、駅前が私達住民の熱意から、今は見違えるほどきれいな駅前広場になっていて本当に嬉しい。また、今日は特別に研究所所長の有富先生・原子炉工学教授野矢野先生・施設安全課長の足立先生のお三人にお話とご案内を頂けた。

 

 まづ、3月11日ののち、14日未明から15日にかけて東北地方から吹いてきた風に乗って、大学内で測定した放射線量が0.78マイクロシーベルトを記録した、という所長先生の話からお聞きした。大学には放射線グループのスタッフが居られ、学内30数箇所地点で測定したと同時に現在もしているとのこと。通常の値は今までは、0.07マイクロシーベルトであったとのこと。

 

 4月からは、毎日自動計測をし、その計測値を安全管理センターから大田区・目黒区・品川区へ流しているとのことで、ホッとした。

それが下記の表の写真です。
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質問点 ①の 危険物質は矢野教授のご説明では確かに実験用として アセトン・ヘキサン・酢酸エチル・ジクロロメタン・トルエン・などなどあるが、IAEAの職員が毎年、抜き打ちで海外から検査に来るとのことでした

IAEAの海外検査員は隅からすみまで、徹底的に調べ厳しい指導をしていき、場合によっては封鎖など処分が下る国際基準をあてはめてくるとのことでした。

その為もあり、学生にも危険物の扱いや事故に指導を徹底しているとのことでした。 また、原子炉が東工大に?という風評についてお聞きしたところ、燃料棒・その他関連物質は4年前にアメリカエネルギー省に完全に返還し、現在は全く存在しないときっぱり言明、ましてや炉など不在。

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② の放射線想定については、実際にその現場に案内していただいた。原子力研究所は学内 ひょうたん池北側に6棟の建物と、バンデグラフ棟と実験棟があるが、写真のような地上1メートル高さに2つの丸い円筒に入った測定器で測定されている。これは放射線の主に2種類を正確に測定するためだそうです。

 また、ポータブルな測定器を持ってきて見せてくださいました。今日は、おととい雨が降ったので地面に東工大学内で少し放射性物質が落ちたようで、0.10を針が示し、ピーピーと警報音がこの機械から流れました。恥ずかしながら、私は初めて間近で警報音を聞き、針が振れるのを見ました。大変、勉強になりました。
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③ の第二次避難所になっている点については、まだ東京都から詳細な内容が来ていない。

 ましてや保管物資は公的な物は預かっておらず、すべて大学が備蓄した主に職員用のものだけが保管してあり。先日の3月11日時には大岡山駅にも帰宅困難者があふれて、百年記念館と行動に述べ150~200人の方々をお預かりし、毛布・水・食糧などは職員用を使用したとのことでした。

 お話を伺っていて、もっと東京都や目黒区・大田区など行政が大学と費用その他連携の仕組みをしっかり決定しないといけないと思いました。このたびは内閣府からじかに大学側に要請がきたのでそれに準じたとのことでしたが。もし、東海沖地震が発生したら、品川・目黒・大田で10万人の帰宅困難者が出るだろうと予測されていました。

 今のところ、大学内に住民の方々が避難されることは裏門扉の鍵は町会役員の方が持っていますので、自由にできますが、問題はどの建物がその時安全か選択するのは難しいということ、校庭など戸外に避難されたとしたら食糧・毛布などの配布が東京都の采配になるだろうこと、などです。都心の大企業のように、行政や東京都も資金を提供し、平素から地域住民の分も避難所となるこれら大学にもある程度の分を備蓄しておくべきでしょう。提案したいと思いました。

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