目黒区区議会議員 飯田倫子>

子ども手当てにつき第二回目黒区議会本定例会で質問しました


効果的で見事な屋上緑化。

 今回、都市環境委員会の行政視察の日程には屋上緑化をしている大阪市役所を訪問先に選んだ。本区でも、区内緑化をもっともっと勧めたい方針があるが、大阪市役所で役所の屋上に緑化を進めてきたとあるので楽しみに身に行った。本当は大阪府へも行ければ橋本知事にも会いたいところだが、今回は大阪市のみになった。

目黒区も都心に位置している関係で品川区や大田区の方から熱風が夏季には流れてくる関係で、熱帯夜の日も多いと実感しているが、大阪市も年々熱帯夜の数が増加しているそうだ。H19年には44日だったのが20年には42日、22年にはもっと多いという。100年間で気温は約2,0C上昇とのことでこの対策に緑化を真剣に検討したという。視察をしてみて、私が注目したのは大阪市は緑化のコンセプトをきちんと立て、着実に当初の目的を達成しているという点だ。すなわち、①緑化による効果(ヒートアイランド対策) ②緑のカーペットの蒸散作用による冷却効果 ③生物多様性への貢献 の3つをクリアしている。本区の屋上も十五庭ができているがいまいち最初のコンセプトが甘かった気がしてきた。

特に①については、中高木37種144本、低木22種134本、地被44種4660本を配置していて、一面緑、緑で、これは合格。

②については、本区ではゴーヤが良く注目されているがここではなんと「サツマイモ」を使用していた。サツマイモというと土の中にあの赤いみごとなお芋がつくイメージがあるが、ここでは芋を収穫目的にしていない。その葉に目的を置き、しかも水栽培をしていた。このサツマイモの葉の冷却効果のデータも検証済みで、真夏の日中に水耕栽培のサツマイモカーペットから出た水分蒸散量は200㍑の風呂2,3杯分で、エアコンの10台分の冷却効果に匹敵する。屋上だkら、耐重量はどうか、質問したところプランターをいくつか並べてやっているので重量は大丈夫とのこと。本当にサツマイモの葉がこんなに大きく繫々と緑を提供してくれるとは意外で驚きだった。さっそく本区でも試す価値、大いにありと思った。

③については、最近世界的に生物多様性について議論研究の対象になってきているが、まさに人類があまりに化学的物質を使用しすぎたり、

何かを行うために生物間のサイクルを乱してはいけないのだと思う。そこから生物本来が持つ能力や遺伝子が崩され、農業にしても漁業にしても思わぬ悪い結果が生じている。この屋上には可能な限り樹木や庭園を自然体に近づけたことにより、鳥類8種、植物220種、昆虫264種がいつの間にか育ったということだ。このような形になれば屋上緑化は成功したといえるのではないか。是非、本区の十五艇も検討したい。

大阪市役所のオブジェ.jpgさつまいも.jpg

写真は大阪市役所ロビーに展示のお祭り後のうちわで造ったオブジェ と
屋上のサツマイモの葉っぱ。

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