目黒区区議会議員 飯田倫子>

子ども手当てにつき第二回目黒区議会本定例会で質問しました

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2010年10月アーカイブ


効果的で見事な屋上緑化。

 今回、都市環境委員会の行政視察の日程には屋上緑化をしている大阪市役所を訪問先に選んだ。本区でも、区内緑化をもっともっと勧めたい方針があるが、大阪市役所で役所の屋上に緑化を進めてきたとあるので楽しみに身に行った。本当は大阪府へも行ければ橋本知事にも会いたいところだが、今回は大阪市のみになった。

目黒区も都心に位置している関係で品川区や大田区の方から熱風が夏季には流れてくる関係で、熱帯夜の日も多いと実感しているが、大阪市も年々熱帯夜の数が増加しているそうだ。H19年には44日だったのが20年には42日、22年にはもっと多いという。100年間で気温は約2,0C上昇とのことでこの対策に緑化を真剣に検討したという。視察をしてみて、私が注目したのは大阪市は緑化のコンセプトをきちんと立て、着実に当初の目的を達成しているという点だ。すなわち、①緑化による効果(ヒートアイランド対策) ②緑のカーペットの蒸散作用による冷却効果 ③生物多様性への貢献 の3つをクリアしている。本区の屋上も十五庭ができているがいまいち最初のコンセプトが甘かった気がしてきた。

特に①については、中高木37種144本、低木22種134本、地被44種4660本を配置していて、一面緑、緑で、これは合格。

②については、本区ではゴーヤが良く注目されているがここではなんと「サツマイモ」を使用していた。サツマイモというと土の中にあの赤いみごとなお芋がつくイメージがあるが、ここでは芋を収穫目的にしていない。その葉に目的を置き、しかも水栽培をしていた。このサツマイモの葉の冷却効果のデータも検証済みで、真夏の日中に水耕栽培のサツマイモカーペットから出た水分蒸散量は200㍑の風呂2,3杯分で、エアコンの10台分の冷却効果に匹敵する。屋上だkら、耐重量はどうか、質問したところプランターをいくつか並べてやっているので重量は大丈夫とのこと。本当にサツマイモの葉がこんなに大きく繫々と緑を提供してくれるとは意外で驚きだった。さっそく本区でも試す価値、大いにありと思った。

③については、最近世界的に生物多様性について議論研究の対象になってきているが、まさに人類があまりに化学的物質を使用しすぎたり、

何かを行うために生物間のサイクルを乱してはいけないのだと思う。そこから生物本来が持つ能力や遺伝子が崩され、農業にしても漁業にしても思わぬ悪い結果が生じている。この屋上には可能な限り樹木や庭園を自然体に近づけたことにより、鳥類8種、植物220種、昆虫264種がいつの間にか育ったということだ。このような形になれば屋上緑化は成功したといえるのではないか。是非、本区の十五艇も検討したい。

大阪市役所のオブジェ.jpgさつまいも.jpg

写真は大阪市役所ロビーに展示のお祭り後のうちわで造ったオブジェ と
屋上のサツマイモの葉っぱ。


太陽光発電。

太陽電池科学館の内部.jpg

ソーラーアーク太陽電池科学館.jpg

今期、私は都市環境委員会所属ですが、今月末に行政視察として①公共施設等への太陽光発電の利用(岐阜県安八町) ②景観法の成功例として(長岡京市) ③大規模施設の屋上緑化として(なんばパークス) を見てきました。

今日は①の安八町「ソーラーアーク・太陽電池科学館ソーラーラボ」を報告します。長良川のすぐ近くに立っていた巨大な建物ソーラーアークは

2002年に開館したクリーンエナジー社会実現への取り組みのシンボルであるとともに、地域社会の様々な活動の場、未来を担う子どもたちの科学の心を育む場でもあるようです。サイエンスショーはもちろん、青少年のための科学実験、クリエィティブキッズワークショップ、などなど。この建物は全景が太陽光パネルで造られています。最大出力630キロワット、シリコン太陽電池を使用した発電施設になっています。パネル1枚1枚の発電データを分析した論文は、ヨーロッパで開催された学会で反響を呼んだそうです。ここのパネルは三洋の製品でできていますが、世界でシースルーパネルを開発したのは三洋だけだそうで、日本の企業の技術力の高さを改めて感じた視察でした。シースルーパネルは太陽光を通すので、発電後の余分な光が採光にも利用できる一石二鳥のパネルなのです。価格がさらにこれから安価になれば、本区でも公共施設にどしどし使用できるようになるな、と思います。ただ、CO2削減我が国の目標25%はロシアや中国の排出量が減らない限り、地球規模で考えると焼け石に水の努力のような気もします。

太陽電池パネルの1枚.jpg

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